予防接種につきましては、短期間でワクチンの種類や接種時期等が変更される場合がございます。静岡県医師会では、日本医師会や静岡県健康福祉部等と連携し、現場で業務に携わっておられる医師のみなさまへ、新着情報にてお知らせしております。
また、静岡県では、医療機関を代表する静岡県医師会と各市町とが契約を取り交わし、県内にお住まいの方が県内の他の市町でも定期予防接種が受けられる市町間相互乗入れ制度を実施しております。詳しくは、ご所属の郡市医師会事務局にお尋ねください。
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種について
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種については、これまで接種の積極的な勧奨を差し控えられておりましたが、その取扱いを終了するとともに、接種対象者等に対する個別の接種勧奨を基本的に令和4年4月から順次実施することとされました。
●厚生労働省-ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
●厚生労働省-ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
県内の協力医療機関は以下のとおりです。
順天堂大学医学部附属静岡病院 産婦人科 TEL:055-948-3111
静岡県立総合病院 産婦人科 TEL:054-200-6270
浜松医科大学医学部附属病院 産科・婦人科 TEL:053-435-2662
●厚生労働省-ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口について
県内の相談窓口は以下のとおりです。
静岡県健康福祉部感染症対策局感染症対策課 TEL:054-221-2986
静岡県教育委員会健康体育課 TEL:054-221-3176
副反応疑い報告制度
予防接種後副反応疑い報告は、予防接種法第12条第1項の規定に基づき、医師等が予防接種を受けた者が一定の症状を呈していることを知った場合に、厚生労働省に報告しなければならない制度です。 当該報告制度は、予防接種後に生じる種々の身体的反応や副反応疑いについて情報を収集し、ワクチンの安全性について管理・検討を行い、広く国民に情報を提供すること及び今後の予防接種行政の推進に資することを目的としています。
誤接種防止
乳幼児期に定期接種が集中しており、ワクチンの種類によって接種間隔や回数が異なっているため、誤接種が生じる可能性が高まっています。実際にあった間違い事例をもとにそれらの間違いを防ぐため、予防接種に関するリーフレット等が作成されておりますので、ご参考にしてください。
●誤接種防止チェックリスト「ワクチン接種前に最終確認!」(静岡県医師会・静岡県健康福祉部)
●予防接種における間違いを防ぐために(2024年3月改訂版)(国立感染症研究所感染症疫学センター)
●予防接種の接種間隔チェックシート(静岡県健康福祉部疾病対策課)
●「定期予防接種時の間違い防止マニュアル 平成30年3月作成」(静岡県健康福祉部疾病対策課)
●「定期予防接種事故対応マニュアル 平成28年度版」(静岡県健康福祉部疾病対策課)(会員専用ページ)
日本医師会[ワクチン納入状況報告システム(プロトタイプ)]
従来、医療機関における需要予測に対し、十分なワクチン製造予定量が確保されているとの説明がなされてきましたが、地域ごとの需給状況を把握する仕組みは不十分であり、そのために毎年、需給状況と医療機関における不足感とのギャップが生じていると考えられています。この度、日本医師会では、地域におけるワクチン不足・偏在状況の共有を図り、その解決に向けた支援を図ることを目的に、「ワクチン納入状況報告システム(プロトタイプ)」の試験運用を開始しました。日本医師会ホームページメンバーズルーム内に設けた[ワクチン納入状況報告システム]にワクチン不足状況を入力することにより、その集計結果は、2週間に1回更新し公表されます。本システムは各医療機関へのワクチンの納入を保証するものではありませんが、地域の実情を発信するため、本システムにご報告いただきますようご協力をお願いいたします。
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